ライ麦味噌酵母ぱん(ライ麦30%強)
久々にパン焼きました。
焼こうかな、酵母はどうなってると冷蔵庫を見てみるとビンが倒れて水分が無くなくなり米の固形の部分だけが残っている。だめかも。ビンの蓋を空けて匂いをかぐと酵母の香りが。大丈夫そう。
味噌、米、砂糖、湯冷ましを入れ置いておく。1日もたつとぷくぷくと酵母が活動はじめ。やった~
5月ごろから忙しかったり、暑かったりでパン焼いてませんでした。ほったらかしの酵母なんてえらい、かわいい子なんでしょう。
発酵は丸1日かけてそのままの温度でゆっくり。酵母ちゃん働いてくれてます。前日朝こねて翌朝焼いて朝ごはん。
ピースウイークIN国立 26日終了。
前日25日(土)国立郷土文化館で「水になった村」と「アボン小さい村」観ました。娘連れです。
水になった村は岐阜徳山村にダムが建設されることになり、全員移住したはずの村に春から秋に戻ってきて生活をしているおじいさん、おばあさんがいると言う事で始まった映画だった。
インタビュアーに(カメラもいっしょに回しまわしている、多分監督本人)ご馳走を振舞う。大きな大きなおはぎ。茶碗に入れてもはみ出している。ある時は山菜たっぷり炊き込みご飯、具沢山の味噌汁。そしてお漬物。切らないでそのまま出しているのか、大きなのにかぶりつく。
1日中何かして働いているおばあちゃん、山の中も何時間でも歩き回る。お腹が空くのだろう。沢山、山盛り食べる。
山の中の生活。畑を耕し自給自足。生活の知恵が溢れている。おばあちゃん達の身体には昔から引き継がれた活きる知恵が刻まれている。大きな財産を身体一杯に持っている。
「塩さえ有れば家族を腹いっぱいにできる」収穫した野菜や山菜を塩で漬ける。冬は雪でどこにも行けないような山の暮らしの中でも保存した食べ物で家族のお腹を満たしてきた。遠い昔から。
ついに家が壊される日がやってきた。涙が出た。お祖母ちゃんから繋がるお祖母ちゃんのご先祖様たちのつないでいた手がばらばらと外れてちりぢりにがらがらと壊れていく。家に住んでいた神様達も空にふわ~とちりぢりばらばらに消えていく。家、家、家。
おばあちゃんからガラガラガラ~何か崩れていく。
私にしても実家を離れ遠い東京に来て、自分からとうの昔に手を離してしまった1人。
ダム計画が始まって50年後2006年に完成した。
その後のおばあちゃん達のことも書きたいところだけど映画をみてもらいたいので止めておく。
豊かな山、厳しい山、自信に溢れた顔、生活に満たされた顔。静かにたんたんとした日々。
娘を連れて2本の映画。どうなることでしょう。「水になった村」の最後5分見れなかっただけ。その分は後から見た方に聞いて。
城山公園内の古民家でお弁当食べて、お腹も一杯お昼寝時間の娘は「アボン小さい家」ずっと寝てました。
子連れでも結構観れるものです。スタッフの方も「出たり入ったりしながら観てくださいね」と子連れに優しい。未来の食卓のシンポジウムの時は遊んでくれたり、おやつくれたり。「見てますから、是非聴いていって下さい」と。ありがたかった。
生活の知恵に乏しい私ですがせめてパンでも焼いて食べますか。
過去の食卓は未来の食卓のお手本。